ディズニーといえばどこも光り輝いていて夜景がとても綺麗です。
素敵な夜景を撮りたくてカメラを持った方や、キャラを撮るためにカメラを買ったけどどうせなら夜景も綺麗に撮りたい!と思っている方も多いのではないでしょうか。
ディズニー夜景はF値が小さい、いわゆる「明るいレンズ」を持っていれば手持ちでも撮影ができます。
しかし今回はF値が小さくない、キットレンズでも簡単に夜景を撮れるコツをご紹介します。
本当に簡単で誰にでもできる方法です。
一眼レフ・ミラーレス一眼での撮影を推定した記事ですが、iPhoneのナイトモードなどでも応用できるかもしれません。
どこかに固定して長秒露光をする
いきなり結論ですが、コツはこの「固定」と「長秒露光」です。
F値が大きいレンズでも、固定することでシャッタースピード(以下ss)を稼ぐことができ、明るく撮れます。
固定することにより手ブレの心配も無くなります。
もちろん、ディズニーでは三脚が使えません。
ですから、どこに置くかがポイントになってきます。
長秒露光向きな撮影スポット
この写真はミステリアスアイランドのフォトスポットで撮影しています。
と言ってもただ立って撮影するのではなく、柵の間に固定して撮影しています。
F値を意図的に大きくすることで、パリパリな写真を撮ることもできます。
また、長秒露光をすることで水面の波を滑らかに写すことができます。
この写真も、ソアリン付近の橋の石に固定して撮影しています。
定番構図ですが、ちょっと置いて長秒露光するだけでただシャッターを切るより少し幻想的な雰囲気になります。
平らな場所ではありませんが、何かタオルなどで挟んで調節したりして水平にしたり、トリミングすれば大丈夫です。
ssは15秒程で撮影しています。
こちらも柵の間に固定して撮影。
こちらを見ていただくと分かるのですが、長秒露光している間に通った光は線になって写ります。
これはトランジットスチーマーラインの光です。
この特徴を使って光の文字を書いたりもできます。
フォートレスからの眺めはどこも絶景です。
そしてどこでも石に固定して撮影することができます。
長秒露光は歩いている人が写らないという特徴もあります。
こちらも橋の上に置いて撮影しています。
長秒露光の特徴
長秒露光の特徴をまとめていきます。
- F値が大きめなレンズでも明るく撮れる
- むしろF値を上げることでパリパリな写真が撮れる
- 固定することで手ブレの心配も無くなる
- 水面の波が滑らかに写る
- 歩いている、動いてる人が写らない
- 光の軌道が線になって残る
固定するコツ
置くだけなので難しい技術は全くいりませんが、コツを少しまとめると
- 平らな場所を探す
- タオルなどがあると構図を決める時に便利(挟んだり高さや角度を変えたりして使う)
- 広角が映えるしブレにくい
ですかね。
トラッシュカンの上で固定する方も多々見られます。
柵も上記のように意外と固定しやすいポイントが多いです。
完全に固定できなくても、多少固定できればあとは自分の手で力を加えて固定も可能です。
人通りが少ない場所なら地面に置いてローアングルで撮影するのもOKでしょう。
固定で長秒露光する時の注意点
- 通行人の邪魔にならないようにする
- カメラを放置しない
- カメラを落とさないよう気をつける
- 振動でブレたりもするので、固定したからと過信せず撮影後は拡大してブレをチェック
- 白飛びには注意
通行人の邪魔にならないようにする。
これは最も大切です。
柵などは通行人が後ろを通るので基本大丈夫ですが、Qラインやアトラクションの出入口は空けなければいけません。
トラッシュカンも、よく多くの人が使う場所を占領していたら迷惑でしょう。
人が多い日に道の真ん中で床にカメラを置くなんて絶対ダメです。
邪魔ですし、盗撮を疑われます。
また、数十秒だからと言ってカメラを放置してはいけません。
盗まれたり、どこかに落として壊してしまう可能性があります。
ブレに関して、手ブレの心配が無くなると言いましたが場所によっては人の振動で微かにブレます。
自分が良ければ良いと思うのですが、撮影後は1枚1枚確認した方が後で後悔しません。
また長秒露光をすると多くの光を取り込むので夜でも白飛びしやすいです。
どこでも同じ設定で撮ると失敗しやすいので、その場所に合った露光を探してみましょう。